関西花の寺 船宿寺2020年05月23日

「霊場巡り」ってありますよね。有名なのは「四国八十八か所」とか「西国三十三か所」とか。

それらとは少し切り口の違う、お寺の廻りかたで、「ボタン寺」、「アジサイ寺」など、「花の寺」と称される関西一円24県の25ヵ寺が集まって「関西花の寺二十五カ所霊場会」というグループがあります。宗旨宗派の垣根を超えた花がご縁のお寺です。それぞれに自慢のお花が咲き誇り、その季節に巡っていくのは楽しいものです。

私、まだ、全部の巡礼達成できていないのですが、訪問したお寺の中で印象的だった一つが「船宿寺(せんしゅくじ)」です。船宿寺は、奈良県御所市五百家にある高野山真言宗の寺院です。



寺伝によると、東大寺の再建に力を尽くした行基が葛城の地を訪れた際に夢枕に老人が現れ、「ここから東の山に船形の石がある。その上に薬師如来像を祀るように」と告げられた。行基は、これに従い、お告げ通りに発見された石の付近に庵を建てたのが始まりとされるそうです。

緩やかな傾斜地に山門や本堂、鐘楼が配置されている優雅なお寺です。



で、お花ですが1,000株ものツツジやサツキが咲き乱れています。裏山を借景にした池泉回遊式庭園も素晴らしいです。本堂前の広場からは西方に葛城山や金剛山が眺められます

本堂前広場の東南隅や本堂下の石段の上がり口には大手毬!これがまた盛大に花をつけて美しいです。



また、寺務所の北側や境内のはずれと思われる西側の場所にも、多くの花が植えられていて、四季それぞれの花を見ることができるまさに花の寺の決定版かと。

新型コロナ、収束したら是非に。ご本尊は「薬師如来」そこから山号が「医王山」。病気平癒を願いたいと思います。

 


主たる花

ツツジ・ヒラドツツジ・クルメツツジ・キリシマツツジ・サツキ

 

四季の花

サザンカ・クリンソウ・ロウバイ・サルスベリ・オオデマリ・サクラ・シャクナゲ・シャクヤク・ツバキ・ヤマボウシ・紅葉・ボタン



御朱印帳もステキです。貼り付け式なのが少しだけ残念なのですが。。