Fomidable Pat Martino2020年04月20日

レギュラーでの11年振りのリーダー作だそう。知らなかったのですが、1976年に脳動脈瘤で倒れ、1980 年に手術を受けた結果、これまでのほとんどの記憶を無くしてしまったという難病から回復されたのだそう。そうだったのか。。これは闘病大変だったでしょうねえ。

Fomidable 日本語訳としては、恐るべき、手に負えそうもない、手ごわい、膨大な、非常にすぐれた、格別の など。
これは、演奏内容というよりその復帰に対してのタイトルでしょうか。

演奏内容に関してはAmazonの購入サイトなどでも多々コメントがあるので、おまかせして私、一番おおーっと思いましたのがこのジャケットのセンスなんですよ。これ凄くないですか?

バックのライオンとパットの横顔、実に相似形というかそっくりではないですか!どうやってこのライオン見つけたんだろう?撮影どこなんだろう~?
デザイナーはライオン像を見てパットと似てると思ったのか、パットと親しい人間がこのライオン、誰かに似てる。。そやパットやんかと思ったのか。
も一度じっくり見てくださいませ。。レコードジャケットで見てみたい!

SpotifyでJAZZ入門はできるのか?2020年04月20日

JAZZの入門、すなわち初心者向けのコレクションができるのか?というあたりなんですが、何事も先ず入門書ってありますよね。で、JAZZは音楽ですから次に入門書に従ってCDを購入というのが、本来の筋道だったと思います。これ(CDを購入する)をSpotifyは置き換えることができるか検証してみたいと思います。

JAZZの入門書はいろいろありますが。。。「ジャズの名盤入門」中山康樹著(講談社現代新書)でいってみたいと思います。この本に紹介されているのは50枚の名盤です。これがすべてspotifyで聞けるのか??


中山氏には他にも「超ジャズ入門」集英社新書などありますが、後者はマイルスとブルーノートしか紹介しておらずまたの機会にしたいかなと。こちらは一部ミュージシャンを除きお1人様1枚までという選択となっておりバリエーション豊かです。

中山氏によれば、どんなチョイスなのか?目次部分です。

PART1 新しいメディアが生んだ「名盤の時代」

ジャズ・アット・マッセイ・ホール /チャーリー・パーカー
バードランドの夜 Vol.1 /アートブレイキー
ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン
直立猿人 /チャーリーミンガス
サキソフォン・コロッサス /ソニー・ロリンズ
チェット・ベイカー・シングス
ブリリアント・コーナーズ /セロニアス・モンク
アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション
たそがれのヴェニス /モダン・ジャズ・カルテット
グルーヴィー /レッド・ガーランド
オーヴァー・シーズ /トミー・フラナガン
クール・ストラッティン /ソニー・クラーク
サムシン・エルス /キャノンボール・アダレイ
モーニン /アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ
ザ・シーン・チェンジズ /バド・パウエル
カインド・オブ・ブルー /マイルス・デイヴィス
レフト・アローン /マル・ウオルドロン
タイム・アウト /デイブ・ブルーベック

PART2 60年代に頂点を迎えた「レコード芸術としてのジャズ」

アウト・オブ・ザ・クール /ギル・エバンズ
フリー・ジャズ /オーネット・コールマン
ドウーイン・ザ・シング /ホレス・シルヴァー
ワルツ・フォー・デビー /ビル・エヴァンス
ゲッツ/ジルベルト
ザ・サイドワインダー /リー・モーガン
アウト・トウ・ランチ /エリック・ドルフィー
ザ・キャット /ジミー・スミス
プリーズ・リクエスト /オスカー・ピーターソン
至上の愛 /ジョン・コルトレーン
処女航海 /ハービー・ハンコック
ディッピン /ハンク・モブレー
アセンション /ジョン・コルトレーン
ハーフ・ノートのウエス・モンゴメリーとウイントン・ケリー・トリオ
ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン VOL.1
ア・デイ・イン・ザ・ライフ /ウエス・モンゴメリー
モントルー・ジャズ・フェスティバルのビルエヴァンス
フィル・ウッズ&ヨーリピアン・リズム・マシーン
ヴォランティアード・スレイヴリー /ローランド・カーク
ビッチェズ・ブリュー /マイルス・デイヴィス
限りなき探求 /ミロスラフ・ヴィトウス

PART3 フュージョンの時代を経て一巡したジャズの歴史

ラスト・レコーディング /アルバート・アイラー
リターン・トウ・フォーエヴァー /チック・コリア
ダーク・ビューティ /ケニー・ドリュー
生と死の幻想 /キース・ジャレット
ケルン・コンサート /キース・ジャレット
アランフェス協奏曲 /ジム・ホール
フライ・ウイズ・ザ・ウインド マッコイ・タイナー
ヘヴィ・ウエザー /ウエザー・リポート
グレイト・ジャズ・トリオ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード
ワード・オブ・マウス /ジャコ・パストリアス
マルサリスの肖像 /ウイントン・マルサリス

で、調査結果ですが、結論、充分可能です。Spotify凄いぞ!

上記アルバムのうちSpotifyになかったもの、下記2枚だけです。
アランフェス協奏曲 /ジム・ホール
グレイト・ジャズ・トリオ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード


うち、アランフェス協奏曲はあるといえばあるのですが、1曲目を除いてグレー表示で聴くことができません。
グレイト・ジャズ・トリオは検索すればアルバムは何枚かあるのですが。。。表記のものは見当たりませんでした。レーベルがEast Windという日本の会社がオリジナルだからでしょうか。そのころリリースされたものが残念ながらラインナップされてないんですよ。。

※ フィル・ウッズ&ヨーリピアン・リズム・マシーン
は、American Swinging In Paris というアルバム名に代わっていますがあります。

通常は、中山氏の本を購入、よ~し!ということでCDを購入してというのがこれまでの流れかと。
CD 1枚 平均1,500円としてですね、50枚集めると75,000円ですが。。
Spotifyならば月額980円(学生480円)これは安いと思います。

入門したら好きなミュージシャンとか出てくるのでしょうが、Spotifyなら追加料金なしで、かなりコンプリートコレクションできるのも圧倒的に凄いですねー。

わが青春のジャズ喫茶2020年04月22日

大げさなタイトル。。しかし大学生のころは、本当によく行きました。
今はジャズ喫茶、どこにある?あるんでしょうがあまり場所がわからない。
今、私の手元にジャズ批評NO.35ジャズ日本列島なる本があります。昭和55年4月発行。この本をガイドブックに、わざわざ探して訪ねて行ったものです。
なんという暇人!そしてなんという高貴な趣味ではありませんか?
この本にあるお店はほとんどもう存在していないと思います。


私がよく行ったのは下宿先から近い渋谷区でした。百軒店というエリアにたくさんあったんですよ。でも一番よく行ったのは渋谷駅南口にある「メアリージェーン」という店でした。

ネットで検索しますと、「渋谷・桜丘町の老舗ジャズ喫茶「メアリージェーン」が閉店へ 46年の歴史に幕」という記事がありました。その地区の再開発だそうです。記事が2018年の10月ですから今はもう。。。

メアリージェーンはアバンギャルドなお店でフリー系もよくかかってました。暗ーい雰囲気が大好きでした(*'ω'*)
時々、キースジャレットのケルンコンサートがかかってほっとしたりもしましたが。。
ある日そろそろ帰ろうかなと立ち上がりかけた私に、お店の方(ロン毛のお兄さん)がいいレコードが入荷して、次ぎかけるから聞いていってとささやきました。
それではと待ちますとかかったのはセシルテイラー先生のコンキスタドールでした。。。
なかなか。。。


コンキスタドール(Conquistador)
スペイン語で「征服者」を意味するが、特に15世紀から17世紀にかけてのスペインのアメリカ大陸征服者、探検家を指す。

追悼 リー・コニッツ2020年04月23日

新型コロナウイルスによる肺炎により、米アルト・サックス奏者のリー・コニッツが、現地時間4月15日(水)にニューヨークの病院で亡くなったというニュースをネットで見つけました。御年92歳。なのでかなりご高齢ではありましたが。。

しかしジャズメンの死に方といえば、精神病、ドラッグ・麻薬、酒、愛人による射殺などが一般的?だったのではございませんか。。。ご本人もさぞかし無念であったのでは。

追悼したいと思います。といっても私のようなジャズファンは、彼の音楽をピックアップして聴くだけですけどね。。ミュジーシャンの方なら(コロナが終息すれば)追悼盤など吹き込みなさってくださいませ。

実は彼のCDってあまり持ってないんです。でもSpotifyで聴くようになって、晩年にはSteeple Chaseに多くの吹込み作あって、どれもいいなあと思っていたのですが。。。

マイフェイバリットは、チャーリーヘイデンとのデュオ作品(特に晩年、デュオ作品が多かったような気もする)Sweet & Lovelyで、これを聴きながらブログ書きつつ追悼しよう。。

このアルバムジャケットも結構お気に入りです。
アンリ・ルソー「眠れるジプシー女」ルソーの最も特異な絵といわれてます。
なんか、音楽内容の世界観のようなようなものが自分的には感じられて好きですね。

モンクの作品、ミステリオーソはキリコの絵がジャケットに使わていてそちらも好きですね~。

今、4曲目「I'll Remember April」です。。
チャーリーヘイデンも他界しております。今頃、また向こうでセッションされているのかも知れません。。。合掌

ルソーの絵がアルバムジャケットに使われた作品2020年04月26日

リーコニッツのアルバムでルソーの絵がジャケットになっているのを紹介したとき、モンクの作品ミステリオーソはキリコの絵が使われていて。。なんてちらっと書いたのですが、モンクの作品にも、ルソーの絵を使ったのがありましたね。リバーサイドレーベルの記念すべき第1号アルバムしかも録音はルディ・ヴァン・ゲルダーという作品「Plays Duke Ellington」。

でも中山康樹氏のリヴァーサイド・ジャズの名盤50(双葉社)によれば、ジャケットは再発から差し替えられたのだとか。。。より音楽内容を表現していると販売サイドは考えたのでしょうか?

アンリ・ルソー「ライオンの食事」メトロポリタン美術館所蔵

オリジナルジャケットはこちら↓

他にルソー作品のジャケットないかなー?と思って探したらこんなのも見つけました。

巨漢、サイラス・チェスナット率いるマンハッタン・トリニティの作品「The Gentle Rain 」
絵は、アンリ・ルソー「馬を襲うジャガー」 プーシキン美術館所蔵
この絵が音楽内容をイメージしているとはあんまり思えないのですが。。

それにしてもジャングルの中で、肉食動物が草食動物襲う系の絵が多いですね~

Jazz音楽とジャケットに関する一考察(1)2020年04月27日

今、音楽の聴き方が Spotify のようにダウンロードや配信サービスが中心になると、あんまり関係がないかもしれないのですが、以前、レコードやCDといったパーッケージで販売されていた時代、特にレコード時代、そのパッケージ、入れ物としての紙などに印刷されているジャケットデザインは音楽内容そのものと共に大事でした!

ジャズに限らず、どのジャンルでもそうだと思います。
通常は音楽内容をイメージして、そのアルバムジャケットをデザインしていると思います。
アイドル歌手のレコードは100%その歌手の顔写真で決まりです。
これがアンリ・ルソーの絵画ジャケットだったら誰もそんなもん買わん!

ジャズの場合ですが、これはもうけっこう何でもありですね!
ポピュラーなのはやはりミュージシャンが楽器を持っている肖像とか、演奏風景などでしょうか。でも幾何学的なデザインや絵画、風景写真、それらの組み合わせなどなど。

有名どころではブルーノートが、デザイン良しの代表と言われていますよね。
私も異議ないです。
個々のアルバムにおける音楽内容を超えて、ジャズそのものの雰囲気を漂わせています。

しかしながら、他レーベルではこれはいかがなものか。。。と思わせるのも。
その代表が PABLO と Stepple Chase ですね。
特にノーマン・グランツ率いる PABLO!
そのほとんどがミュージシャンの顔写真又は演奏風景です。
が、それはまあいいとしましょう。
モントルーでのジャズフェスティバルを録音したシリーズがあったのですが、例えば1975年はこーんなかんじで ↓ 全て統一されてます。


それが1977年には

 
↑ これ、あまりにもひどくないですか? 私、左上のトミーフラナガン持ってますけど購入するとき何故か悲しかったです。。。(音もそんなに良くない。)

Steeple Chase もミュージシャン及び演奏風景で、ジャケットデザイン押してくる派です。
代表的ミュージシャンの一人として、ケニードリューさんに登場いただきます。


いかがでしょうか?
どれも似たりよったりのポートレート。
少しはしてるかもしれませんが。。デザイナー仕事してますか?
文字のデザイン、大きさ、配置、そういったところも大事ですよねー!

Steeple Chase には同様にホレス・パーラン、デューク・ジョーダンなんかの作品も多数ありますが、上記ドリューさんと同じようなジャケットデザインばかりなんですよ~

Steeple Chase は録音のいいのが結構あるので、このジャケット・デザインのセンスはちょょっと残念です。。

(それにひきかえ)ホレス・パーランのブルーノート代表作 US THREE
このジャケットセンス、好きです。数字のデザインだけでアートしちゃってます。



Jazz音楽とジャケットに関する一考察(2)2020年04月27日

音楽アルバムは、その音楽内容をアルバムジャケットでも表現している(まあ一般的に)

ところでジャズファンは、オーディオマニアで音にこだわる人も多いと思います。(多分。そうですね。)
やれ、ドラムがズシンとこなくちゃだの、ベースがブイーンとこなくちゃどうだのとうるさい人が多い(はず)
それは、自分の聞いているオーディオ装置が大切で、それを調整する(イジル)のが趣味という世界ですね。
装置だけでなく、場合によっては録音がいいとか悪いとかも口出しをします。
レーベルによる音の良し悪しや、音作りの特徴なんてのもありますよね。

結構好きなのが、(ブルーノートとかはおいといて)日本のヴィーナス・レコードです。
ちょっと作りすぎかというくらい、ドラムがズシンときますし、べースがブイーンと唸りをあげ、ピアノはツヤツヤです。こだわりがあるんでしょうね。
で、このレーベル、アルバムジャケットがまたすぐに、ヴィーナスってわかるくらいのこだわりです。。
もちろん、いろいろありますが一番多いパターンは。。。ズバリ女性ヌード!

例えば↓はEddie Higgins (エディ・ヒギンズ) による Standards By Request: 1st Dayと2nd Day  水着の白人美女があしらわれています。これ内容となんか関係あるか?
でもまあ、いいです。なんとなく甘美なメロディーなど表現しているということで。。



↓はどうでしょうか?
女性の後ろ姿です。すでに完全ヌードもありますが、右上の一枚は、画家のアトリエにおけるヌードモデル写生会ということにして、下2枚はゴヤ 「裸のマハ」的雰囲気もあり、アート作品として捉えましょう。



↓はいかがでしょうか?もはやスッポンポンに限りなく近く、しかもポーズよ~( ;∀;)


お気づきのように作品のミュージシャンはいろんな方々です。にもかかわらずジャケットのセンス・イメージは統一されており、ヴィーナスというレーベルの主張を打ち出しているのではないかと考えられます。ある意味なかなか過激なんではないか?

これは製作者の好みか!あるいはセールスするための戦略か?
はっきり言ってジャズファンは、男性かつご年配者が多い(と思う。そうですよね。)が、このジャケットデザインで売れてるとしたら、うーん。(ま、それはそれでいいかも)

ちなみに、どの作品も演奏は素晴らしく、音質もズシーンときますですよ!はい。

Jazz音楽とジャケットに関する一考察(3)2020年04月29日

好きなアーチストのお一人、ケニー・ドリューさんです。
前回、Steeple Chaseレーベルにおけるドリューさんのお顔ドアップジャケットいかがなものか?と申し上げましたが、ドリューさん、一時期、日本のレーベルにも何枚か録音されております。
↓ 統一感のあるこのようなジャケットデザインです。


いかがでしょうか。。。トリオ演奏によるもので音もよく、内容はスタンダード曲を取り上げて。。。
それからアルバムタイトルですね。 右上の Impressions と 原題がなっているものは「パリ北駅着 印象」です。いやーなんか、たまりませんねえ~(^^)/

そーして、なんとこれがドリューさんの作品で売れ筋だというではありませんか!!
こじゃれたカフェなどで流れるBGMとしてぴったりなのだそう。。

昔ながらのジャズ喫茶ならば、こんなのジャズじゃねえや!と怒りながら、↓ のようなレコード(ここはLPレコードがいいですね)をかけるのであります。(きっと)



村田中2020年04月29日

Jazzファンの貴方に聞きたい。貴方は村田中を知っていますか?私は知りませんでした。はい、Spotifyで見つけたんです。
検索しますと
“ジャズ界の美しすぎるデュオ”として話題を呼んでいる村田中(むらたなか)のセカンドアルバム「School of Jazz」(キング)が音楽ファンの間で注目されている。
トランペット村田千紘とピアノ田中菜緒子の2人が、出会ったのは7年前。
都内のライブハウスで一緒にステージに立つ機会が多く、名字をもじってファンから「村田中」と呼ばれるようになった。やがて実力と美貌がうわさを呼び、「村田中」としてデュオを組み、ライブを重ねるように。(Jazz2.0より抜粋)

とあります。つまりトランペットの村田さんとピアノの田中さんが出会って結成したユニット(デュオですが)ということですね。
感動したのはそのグループ名です。村田 + 田中 = 村田中
いいですね~ 漫才のコンビ名みたいです。↓ School of Jazz のジャケット 表・裏


まるでアイドル歌手のジャケット?
学校がテーマなのか、体操服っぽい微妙なファッションが、くーったまらん(中山康樹さん風)
これは私の知っているジャズ界ではなーい!確かにジャズ界にも過去、美人ヴォーカリストといわれる方も居た。しかしこのお二人は歌わない。。楽器で勝負してるんです。
う~む。。。。いいですねぇ!

Spotifyで演奏は聴かせていただきましたが、ライブはどうなんでしょうか。
ステージでは、登場時「村田で~す」、「田中で~す」、二人合わせて「村田中で~す」ってやってるんでしょうか。これは漫才のノリに近い!ぜひ演奏の合間のトークもボケとツッコミの漫才風にしてもらって盛り上げてくださることを提案したい。
ジャズ界初のJAZZと漫才トークのコラボ。いけると思います。

このネーミングのノリに近いのは↓でしょうかね~
Ray Bryant meets Ray Brown + 1 : Double R B


しゃれてるでしょう?

ジャズは怖いか2020年04月30日

音楽の中で何故かジャズは怖いと捉えられることが多いらしいです。

その事にいち早く気づかれた、故・中山康樹氏は、氏の著書の中で「こわくないでちゅよ~」と一生懸命説かれた。しかしながら人々に、「そうだったんですね」と納得してもらえたのかというとそうでもなさそうです。

フリージャズというようなスタイルもあって、演奏内容は楽しいとか明るいとか程遠く難しい、暗いしたがって怖い。これはやむをえません。

しかしながらやはり怖いと感じる一番の原因は、①アルバムジャケットのデザイン
②ミュージシャンの見た目及び素行 にあるのではないかと。

怖いミュージシャンの代表といえば、私的には、まずマイルス・デイビス。
この方はジャズ界のドンですから、怖くないはずがない。
次にチャールス・ミンガス、この方は楽器がベースです。低く地響き立てながらオーケストラ率いたりして、その作品も、黒人地位向上、社会に対する反抗をメッセージにラディカルです。エピソードとしてバンドマン(ジミー・ネッパーだったかな)を殴って歯をへし折ったとか聞かされると、私たちはもう、アワアワとなってしまいます。

あ、でも私、ミンガスのアルバム「THE CLOWN / 道化師」に入っている「ハイチ人の戦闘の歌」大好きで、大事な戦い(何の戦い?)に出陣する際はこれを聞いて勇気を奮い起こしてから出かけます(^^)/

アルバムジャケットで怖いといわれる代表が、アート・ブレイキーのモーニンです。
いわゆる超名盤なので、入門書にも推薦されているのですがCDを手にした時のためらいが伝わってきます。よーく見ると男前のきりっとした肖像なのですが。。。


むしろブレーキー作品、カメラマンに明るくお願いしますといわれたのかどうか、演奏中に笑っている?というかその際、大口が開いてガハハ状態になっている方が、いかがなものかと。↓


大半はこのガハハ系ジャケットですが、口を閉じると今度は↓


演奏しながらおタバコというお行儀の悪さ。。。
やっぱりジャズは怖い。。?