新・隠れ里紀行 明日香村尾曽2020年07月31日

相変わらず、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、政府の「GoToトラベルキャンペーン」や各自治体独自の観光業者救済キャンペーンが実施中です。その是非に関しても様々な方々が、様々な意見を述べられておられますが、実際、観光事業者が壊滅的危機なのは悲しいことです。
日常の足となる交通機関はともかく、バスでも観光バス(事業者)、旅行会社、ランドオペレーター、添乗員、ガイド、観光地の宿泊事業者、お土産物屋さんなどなど。。。つまりは非日常(観光のための旅行)を対象にビジネスを営まれている事業者が特にキツイということですね。
私、以前専門学校で旅行ビジネスの授業をして、学生たちに「観光産業は平和産業、戦争にでもならない限り大丈夫。平和主義国家日本は大丈夫」などとお気楽なことを言っていたのですが、この時代にまさか「疫病」でアウトになるとは想像していませんでした。。。いつかワクチンが開発されて、治療法が確立するまでは当分、生活様式と旅行自体の変革を受け入れなければならないのでしょう。
そんな中、私の旅のスタイルです。① 個人旅行(主に自分だけ・・) ② 移動手段は歩き、原付バイクまたは自家用車利用(つまり近場ですね) ③ 行先はあまり知られていない場所が多い・・・と申しますか行きたい場所がそんな所が多いだけ ④ 平日に日帰りで行く
特にポイントは③でして、例えば日本遺産に登録された、役行者ゆかりの二十八宿など、経塚は大抵険しい山の中であり、これまでに山中で蛇とは何回か遭遇しましたが、人と出会ったこと皆無です~💦
今回のブログの写真も、人が全く写っていない😅

今回は、飛鳥の「隠れ里」行ってきました。この「隠れ里」といういい方ですがそれだけで、もう誰も居ない感、満載でしょ(^_-)-☆
以前、車で何回か前を通過して気にはなっていました。この看板 ↓
明日香村から、談山神社方向に抜ける155号線です。
看板に大和の「隠れ寺」とあるではりませんか!いや、まて〰️「隠れ○○」ってこの先○㎞とかアピールするものなのか?
地域は尾曽(おおそ)です。この橋を渡るとその集落なのでしょう。とりあえずお寺を目指します。
 途中にある表示です。↑道はかなり狭いですがまあこれぐらいなら普通車、何とか通れます。
到着しました!金かめ乗合交通の停留所がありますがこちらは、タクシー車両(ジャンボタクシー)を利用して、事前に予約をされた方々の自宅近く(最寄りの循環バス停留所及び各大字の集会所等)まで迎えに行き、指定の目的地(役場や健康福祉センター、医療機関等)まで運行する「予約制の乗合タクシー」システムです。赤かめバスは周遊型。お寺の奥に駐車場があるとわからずこの付近に車を停車して歩きました。
 ↑ 真言宗豊山派のお寺です。
 ↑ (写真上)山門、入るとすぐ左に地域の集会場の建物も。
(写真中)本堂と弘法大師像 仏像毘沙門天は秘仏で年1回、4月10日公開だそうですが、秘仏ならば、入り口看板に「毘沙門さんで知られる・・・」とのアピールはいかがなものかと('ω')だって、拝観を楽しみにやって来て、がっかりするではありませんか。
(写真下)鐘楼・・・突いてみたい!(^^)! きっと山中にいい響きが・・・
 ↑ 境内には樽を利用したお堂がいくつも。このようなスタイルのお堂は初見です!なかなかアートです。
 ↑ 明日香は水の都とも呼ばれます。。だからでしょうか?鯉のようなお魚に乗られた魚濫観音様も。
 ↑ そして気づかなかった駐車場のさらに奥には四国霊場のお砂踏み道場があります。
これが新しい造作とは思いますが、四国をかたどって、大変丁寧に作られており、感動です。
そしてここからの明日香村の眺めが素晴らしいです。
 ↑ 今回はこれ以上進みませんでしたが、さらに古道が続いているようです。
 ↑ 集落からの遠望です。明日香村、橿原、畝傍山、二上山。素晴らしい!
 ↑ お寺はかなり真言宗、空海様への師事が感じられますが、この石碑によれば、古代明日香村での政争でなくなった豪族への鎮魂を祈念しておられるようでございます。

明日香村、日本の原風景が残る地域。今回さらにその奥の山上の集落を訪問したわけですが、突然ですが、ここで「隠れ里」って何なのか定義しておきたいと思います(-"-)
Wikipediaによりますと「隠れ里(かくれざと)とは日本の民話、伝説にみられる一種の仙郷で、山奥や洞窟を抜けた先などにあると考えられた。「隠れ世」などの呼称もある」だそうです。
私的には ① 山奥や渓谷がいいですね。(海辺で隠れるのはなかなか難しいかも) ② 集落の人口は少なめ(数十戸まで)老人多めというか現実的にそれしかない ③ 住民はインターネットどころかテレビも微妙(いやそれはないか) ④ 住民の生業は農業又は林業、ハンター、但し都会から隠居してきて、芸術活動またはおしゃれな飲食店経営などはオーケー😁 ⑤ 集落の存在をアピールしない・・ってそれでは飲食店経営が難しいかも ⑥ 平家やその他戦で敗れた人の落ち武者伝説があればとても良い(^^)/
そんな感じで勝手な定義をしてみました~。

明日香村は自宅からそんなに遠くないこともあって、よく訪れています。今でこそ日本の原風景が残る村ではありますが、かつての我が国の首都!万葉集の地でもあり遺跡や古墳もいっぱいです。今回、尾曽を訪問したついでに稲渕地区、飛鳥川にひっそりと残る飛び石に立ち寄ってきました。かつて万葉集に詠まれた飛び石です。懐かしい・・・!
 ↓ 15号線側から降ります。反対側からですと車の駐車スペースに困ります💦
 「飛鳥川 明日も渡らむ石橋の 遠き心は想ほえむかも」
(明日も私はこの石橋を渡り、あなたのもとへ向かうでしょう。その想いはこの石橋のように離れずあなたの心の傍にあるのです)
く~っ たまらん💓
 ↑ このところの雨でけっこう増水してまして、濡れてしまいましたが(^^♪

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