ジャズ と 映画 Part22020年05月27日

前回(ジャズ と 映画)に書き忘れたのですが、映画「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」はジャズマン出演のフィクションドラマです。タイトルはセロニアス・モンクの名曲ですが、このブログタイトルもそれをもじってますです。はい('ω')

で、モンクの映画DVDを持ってました。「THELONIOUS MONKSTRAIGHT NO CHASER」(1988年)

セロニアス・モンクご本人出演のドキュメンタリーです。(当然、白黒画面ほとんど)

シャーロット・ズヴェリン監督でクリント・イーストウッド製作総指揮。

ホントにイーストウッドさんたらジャズがお好きなんですよね♪

 

マイルス・デイヴィスを描いたドキュメンタリー映画の日本劇場公開が決定!とのニュースを知ったものですから、これは行かねばなるまいと。。。

ドキュメンタリー映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」 (原題:MILES DAVIS: BIRTH OF THE COOL / 監督:スタンリー・ネルソン)の日本劇場公開がマイルスの94回目の誕生日である526日に発表されました。202094日から順次公開とのことでございます。

↑ そりゃもうジャズの雰囲気がプンプンと漂ってきそうな。。

 

マイルスといえば、その代表作の一つで、歴史的名盤といわれます「Kind of Blue」がありますが、そのレコーディング参加していたドラマー、ジミー・コブ氏が524日肺癌で亡くなったそうです。御年91歳!そのレコーディングの演奏メンバーは

マイルス・デイヴィス - トランペット

ジョン・コルトレーン - テナー・サックス

キャノンボール・アダレイ - アルト・サックス

ビル・エヴァンス - ピアノ

ウィントン・ケリー - ピアノ

ポール・チェンバース - ベース

ジミー・コブ - ドラム

といった面々だったのですが、実はこれで、演奏メンバー全員が亡くなったことになります。。。

ああ、時代が過ぎていく。ご冥福をお祈りいたします。

コブさん、当然上記映画にもご出演でしょうし、そういう意味でも必見となりました。

↑映画のトレーラーにも出演しているのを発見。最後の雄姿か。。

ジャズ と 映画2020年05月25日

私、映画わりと好きなんですけど、ジャズをテーマにした映画ってのも、いくつかありますよね。

 

クリント・イーストウッドが、大のジャズファンであることは有名ですし、チャーリー・パーカーの音楽と生涯を描いた伝記映画「バード」(1988)は彼が監督を務めています。 ↓ 


 ↑ 映画「ラウンド・ミッドナイト」(1986)ではテナーサックス奏者のデクスター・ゴードンが主演。ハービー・ハンコックがアカデミー作曲賞を受賞し、デクスター・ゴードンもアカデミー主演男優賞にノミネートされたなかなかの作品でした。そりゃもう演奏シーンがフレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、ロン・カーターなどなどプロで固められているものすごさ!

 

ミステリー映画ですが、「死刑台のエレベーター」(1958)でのマイルス・デイヴィスの演奏も有名になりました。 ↓

  

 ↑ 比較的最近では、「セッション」(2014)が、すさまじい映画でした。第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、名門音楽大学の先生役、JK・シモンズが助演男優賞を含む3部門で受賞しています。

生徒である主人公のドラムに対しての指導の厳しいこと!

ひ~~!恐ろしい。プロを目指すというのはなんともはや大変かなと!

こちらビッグバンドが舞台ですが、練習シーンのパワハラ、アカハラがえげつなさすぎて、後味があまり良いとは言えない映画でした。ラストシーンはすさまじいですが。


それに対して同じビッグバンドが舞台。ちょっと古い日本映画ですが「スイングガールズ」(2003)をこの間、久しぶりに観ました。やっぱりこっちが(映画として)面白いですね~(^^)/

東北地方にある高校の落ちこぼれ学生、鈴木友子(上野樹里)ら女子生徒が、夏休みの補習授業をサボるため、なりゆきでジャズバンドを始めるというお話。(青春ムービーですね)

  ↓ この大あくび、もー最高ですね!


 ↓ リコーダーしか吹いたことのない関口香織(本仮屋ユイカ) えへっ♪

 

 ↓ 所属するロックバンドが解散し、手持無沙汰となったギター担当の渡辺弘美(関根香菜)とベース担当の山本由香(水田芙美子) 見た目としゃべり方怖いが、いいやつだったりする。

 

 ↓ 鼻の穴にマウスピースを突っ込むわ、トランペットでシャボン玉作るわ。。(ほんとにそんなことできるのか?)学生たちの馬鹿さかげんがたまらんシーンです!


 ↓ 使わない(使えない)パソコンと妹のゲーム機売って、中古のサックス買いました~

ちょっと、ジャズ漫画の「ブルー・ジャイアント」(石塚真一 作画)っぽいシーン


 ↓ 練習場所がなく、カラオケ店内で。。見つかって怒られる これは三密も極まれり!


なんといっても秀逸なのが、竹中直人さんのジャズオタクぶり!

数学教師・小澤忠彦(竹中直人)の後をつけていって自宅を覗くと、オーディオルームでサックスを吹く姿を目撃!(でも実は初心者でヤマハ音楽スクールに通っている。。。) ↓


 ↓ 部屋は防音ドアの専用オーディルームで。ジャズマニアはブランデーグラス片手なのだそうだ(^^♪スピーカーはジャズマニア御用達JBLか?


 ↓ レコードは決してぞんざいに扱ってはいけない。いちいち白手袋はめて大切に。。


 ↓ 見てください!この壁のディスプレイ~

ビッチェズ・ブリューに竹中さんの体に隠れてますが、オーネット・コーマンのゴールデン・サークルですよ!かなり硬派のジャズマニアぶりです。

「エリック・ドルフィーのファイブ・スポットは名盤で、トランペットはブッカー・リトルだ」と解説中


 ↓ 信号機から流れる音がジャズであることを発見(曲名 :  Comin' Through the Rye 故郷の空 スコットランド民謡)してから、卓球の打ち返す音や、団地で布団をたたく音にもジャズが宿ることに目覚める。


 ↓ 地元スーパーの前で演奏して、徐々にうまくなっていく。


 ↓ そしていろいろと、トラブルありながらやっと迎えた本番です。


 ↓ 小澤先生も駆けつける (演奏は初心者であることが、生徒にはすでにばれているのだが指揮してほしいと頼まれている)


 ↓ クライマックスの曲では、トロンボーンやトランペットにもソロパートが・・

 ↑ 練習してきたハイノートを出すことができる のっかっているのはお守りのねずみ

 ↓ 観客も先生方も大喜び


 ↓ 鈴木友子(上野樹里)のテナーサックス・ソロ 実にカッコいい!!


 ↓ 会場もう大興奮ですよ~

 ↓ 拍手・拍手!!

 いや~、かなりデフォルメされてますが面白かったです♪♪
この映画は第28回日本アカデミー賞では、最優秀脚本賞・最優秀音楽賞・最優秀録音賞・最優秀編集賞・話題賞等の5部門を受賞したそうですが、矢口史靖監督作品、「ウォーターボーイズ」や「ハッピーフライト」「ロボジー」なんかも楽しかったですよ~。

映画で旅する世界遺産 第3回 サン・ジャックへの道2020年05月17日

サンジャックへの道

原題       Saint-Jacques... La Mecque 製作年 2005年 製作国  フランス


 

今回の世界遺産は「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」(フランスとスペインにまたがる)です。

いわゆる聖地に向かう巡礼の道が世界遺産に登録されているのは、ほかに日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」(和歌山県・奈良県・三重県にまたがる)があります。

スペイン語では、El Camino de Santiago(サンティアゴの道)と呼ばれ、また、定冠詞を付けた大文字で始まるEl Camino(その道)はサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を表します。フランス語ではle chemin de Saint Jacques(サン・ジャックの道)と呼ばれています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の遺骸があるとされ、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられています。聖ヤコブはキリスト12使徒のひとりで、英語でセント・ジェームス、フランス語でサン・ジャック、スペイン語でサンティアゴ。

聖ヤコブは、キリストの死後、スペインで布教していましたが、エルサレムで最初の殉教者となり、その後、星の導きによりサンティアゴ・デ・コンポステーラに埋葬されたのだそうです。


めちゃくちゃ仲の悪い3兄弟ピエール、クララ、クロードの母親が亡くなりなり、遺言で遺産相続の条件としてこの3人が一緒に、フランスのル・ピュイから、ピレネー山脈を越え聖地サンティアゴまで、1500キロメートルを歩くことになります。(今回、ついストーリー追っかけてます。ちょいネタばらし入ります。)


 ↑ 兄弟仲のめちゃ悪い3人が弁護士から説明を受けます ↓ 嫌がりながらも3人とも参加することに

 

ツアーの同行者にアラブ系少年やなんかワケありそうな女性など9人。さまざまな思いを胸に長い旅に出る。いわゆるロードムービーです(^^)/  ↓ とにかくツアーは開始されました。

最初はなかなか大変です( ;∀;)


友達サイードに騙されて(なんとメッカに行くといわれて)参加した男の子ラムジーは、読字障がいを持っていました。(サイードは好きな女の子が参加してるから行くだけ・・・)
 ↓ 旅の途中から3兄弟の一人、学校教員のクララがラムジーに文字を教えていきます。

↓ ラムジーは旅の中で少しずつ文字を覚えていくのです。。。
 ↑ ちょっといいシーンです。
 ↑ 旅の御朱印?も順調にたまっていきます(^^)/
 ↓ Saint-Jean-Pied-de-Port(フランス) ノートルダム門・橋・シタデル通り
ル・ピュイからちょうど半分の行程を歩いてきて、明日にはスペイン入りというこの町で、3兄弟はガイドのギイから、実は相続の条件である巡礼はここまででいいんですよー。と聞かされます。
これで帰れる!よかった~と、3人は、橋の上で巡礼仲間と別れの挨拶をして、ノートルダム門をくぐってシタデル通りの方向に戻り始めます。

 ↓ ところが、長男が急に気が変わった。。最後まで歩きたいと言い出すのです。
結局3人ともツアーに戻って歩き続けます。巡礼を続けるうちに何かが変わり始めている。。。
 
 ↓ ピレネー山脈 Les Pyrenees/Los Pirineos(フランス側 )十字架のある地点
サンジャンからロンセスバイエスまでのピレネー山脈を超える行程で、印象的な場所の一つです。
ピレネー山脈は十字架のある地点をすぎると、高度を増していきます。

 ↑ ようやくロンセスバイエスの宿についた一行に対して、神父さんから人種差別的発言を受けます。

 ↓ それに対して猛烈に抗議するのは何とピエール!兄弟は切り離すべきじゃない!という発言に
「えー!?お前が言うなよ~」という驚きの妹クララ。。。いいシーンです。
 ↓ 意識せずに、さらっといやみを述べるラムジー いいぞ~
 ↑ 別の宿泊所へ向かいます。

 モンテ・ド・ゴゾ/Monte de Gozo、歓喜の丘(ヨハネパウロ2世訪問記念モニュメント) ↓

いよいよ旅も終着が見えてきました。ただ、ここで少年ラムジーの母親が亡くなったという知らせを友人サイードが携帯電話して聞いてしまいます。


↓ 歓喜の丘から少し進んだところにあるアルベルゲで一泊してついに到着!

ここがサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂です。


大聖堂内部です。



大聖堂に存在する巨大振り香炉「ボタフメイロ」。この香炉は焚いた香を入れた後、聖堂内を振り子のように振る儀式に使われています。ここはやはり動画で見ていただきたいシーンですね。

「ボタフメイロ」とはガリシア語で「煙を吐き出すもの」を意味しているそうです。


 ↑ ラムジーは文字がかなりのレベルで読めるように。

このシーンはフィニステレ岬へ向かうバスの中です。


海岸で、サイードがラムジーに母親が亡くなったことを告げます。。。。(:_;)


そしてそれぞれ、お家へ帰るのですが、ラストにいいエピソードが待ってますのでお楽しみに。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を歩くロードムービーはもう一本ありまして・・・

「星の旅人たち」この映画もお勧めです。またいつかご紹介できればと思います~

映画で旅する世界遺産 第2回 落下の王国 The Fall2020年05月16日

第1回はイタリアのヴェネチアの街を取り上げましたが、今回ご紹介するのは世界遺産てんこ盛りです!!


世界遺産を舞台にした映画、個人的にはこれが決定版だと思っています(^^)/

落下の王国 原題「The Fall

インド・イギリス・アメリカの共同制作で日本公開は2008年度


ターセム監督(インド出身)が、構想26年、4年の歳月を費やして、世界遺産を中心に世界24ヵ国以上でロケを敢行。CGで作り上げる映画とは一味違います!

この映画はインドの世界遺産と歴史建造物を中心に(世界遺産に登録されていないロケ地もすごいです)観る者に自宅に居ながらの世界遺産観光を楽しませてくれますので是非、場面を見ながら「あ、ピラミッド~!」とか世界遺産を見つけてください。

世界遺産ロケも素晴らしいのですが、劇中登場人物たちの衣装も凄いです。デザインしたのは、日本人アートディレクター石岡瑛子さん。この華麗な衣装と幾何学的な建物や、世界遺産遺跡や自然との映像コラボレーションが圧倒的です。そして映像も凄いのですがストーリーも悪くありません。

 

ストーリーは、映画撮影中の落下事故で下半身不随となったスタントマン、ロイ。恋人である共演女優を主役の男性に獲られ、やけぎみなロイが、同じ病院でオレンジの木から落下して、腕の骨折で入院中の少女、アレクサンドリアに思いつきの愛と冒険ファンタジーをお話ししてあげます。

アレクサンドリアはロイの語る愛と復讐のファンタジーにすっかり引き込まれていきますが、彼の本当の狙いはアレクサンドリアにあることをさせることでした。。。。


 インドの世界遺産 

タージマハル廟 (画像上)はムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟です。超有名世界遺産の一つ。


ファテーブルシークリー 宮廷地区の一ヵ所 パーンチ・マハル(画像下)は五層の建築物。壁がない建築物のため、遊戯、納涼、展望のための施設だったと考えられています。


インドロケでは他に アーグラ城塞(世界遺産)・アクバル廟・ジャイプールのウメイドバワンパレス・ウダイプール水中宮殿ホテル・ジョードブルのメヘラーンガル砦と青の街

アーバーネリー階段井戸 ↓ などですがこの幾何学的な階段井戸、すごくないですか??

ジャイプールから車で約1.5時間のアーバーネリー村に位置します。

9世紀頃に作られた月(チャンド)の井戸(バオリ)と名づけられた階段井戸で深さは約30m、13層の規則正しい長方形の幾何学的なデザインが見事です。

インドの世界遺産以外のロケ地ですが、これもまた世界遺産でないのが不思議なくらいの建造物ばかりですね~。


↑ こちらはトルコです。アヤソフィア寺院(世界遺産 イスタンブール歴史地区の一部として)

上の画像はユネスコ世界無形遺産にも登録されています、セマーの儀式ですね。ミステリアスな旋回の舞いが映画ではうまく表現されています。


↑ 上の画像はエジプト メンフィスのピラミッド(世界遺産 「メンフィスとその墓地遺跡 - ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯の一部として)です。

下の画像はナミビアの世界自然遺産 ナミブ砂漠です。


他にも世界遺産を中心に実に壮大なロケ地ばかりです。下記に私が映画を見て気づいた場所あげておきます。

(中国)万里の長城(世界遺産) 桂林(世界遺産 中国南部カルストに追加として)

(イタリア)ローマ歴史地区 (世界遺産 ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の一部)

(チェコ)プラハ歴史地区 (世界遺産)

(カンボジア)アンコールワット遺跡群 (世界遺産 アンコール遺跡群の一部)

(フランス)パリのセーヌ河畔 (世界遺産)

(アメリカ)自由の女神 (世界遺産)

(フィジー諸島)バタフライ礁
(インドネシア)バリ島 他にドイツやスペインの風景も・・・


映画の後半ではお話を聞くだけの少女が、ロイのストーリーを変えていく形で出演してきます。
このあたり挫折と再生の物語として面白いので、すばらしい映像と共に是非ご覧下さいませ!

私、以前専門学校で「世界遺産入門」という講座担当していたんですが、この映画取り上げれば良かったなあ。。。(*'ω'*)

映画で旅する世界遺産 第1回 ツーリスト2020年05月04日

私、長らく旅行会社で働いた後、専門学校で観光ビジネスの講師を務めておりました。研究テーマは「世界遺産」です。今、観光産業も大きなダメージをを受けている新型コロナウイルスで、皆さんもステイホームされているのではないかと思います。せめて自宅で映画でも観て「世界遺産」をはじめとする世界の絶景や、歴史・文化を訪ねてみませんか~?
映画の舞台、ロケ地で世界遺産が使われているものをピックアップしますが、ストーリー紹介は最低限度に抑えます(^^)/

第1回はイタリア 、世界文化遺産「ヴェネチアとその潟」を舞台に繰り広げられるミステリー映画「ツーリスト」です。主演はジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリー
世界遺産には10項目の登録基準があります。世界文化遺産にはそのうち6項目が適用されるのですが、現在約1,000件以上ある世界遺産の中で6項目全てを満たしているものは、ヴェネツィアの他、中国の「敦煌の莫高窟」と「泰山」の3件です。素晴らしい!

映画のストーリーですが、警察にマークされる美女(アンジェリーナ・ジョリー)がパリ・リヨン駅からベネチア行きの列車に乗り込みます。
謎の美女は失踪中の彼氏アレクサンダー・ピアースから、列車の中で自分に体格が似た男に声をけるようにと、謎のメーッセージを受け取ります。
彼女が声をかけたのはアメリカ人ツーリスト、フランク(ジョニー・デップ)でした。
そしてヴェネチアのサンタルチア駅に到着。
ヴェネチアでは車は街の入口にあるローマ広場までしか入れません。街中の移動手段は運河を運行する水上バス(ヴァポレット)、水上タクシー、ゴンドラ等の船利用となりますが、映画でも多く登場します。
いったん列車で美女と別れたフランクですが、地図を片手に迷っていると再び彼女が登場!
「ご一緒にどう?」ってフランクにとってなかなかうれしい展開に。。
で、二人がチェックインするホテルがこちらのホテルダニエリです。
ヴェネチア共和国時代のダンドロ総督の邸宅だった、ヴェニスを代表するクラシックホテルの一つです。
19世紀に建物が改装され、ホテルとしての歴史はそこから始まっています。
観光地としても有名なサン・マルコ広場も徒歩数分ですが、今(2020年4月)、新型コロナウイルスによる影響で全くの無人に近い状況が寂しい限りです。
フランクは失踪中の彼氏、アレクサンダー・ピアースが整形している男と疑われ、ギャングに追い詰めらて行くのです。ホテルを脱出して屋根伝に必死に逃亡していきます。このときヴェネチアの街並みがよくわかります。
ヴェネチアの街の中心は大運河(カナル・グランデ)ですが、ボートに乗って逃げるアクションシーンでは、細い水路にも突入して、見せ場を作ります。この街がまさに水の都であることがよくわかります。
ほぼ全編ヴェネチア・ロケのこの作品を見れば、ヴェネチアの街の魅力がとても伝わってきますのでお勧めです。
うまくロケされていて、見ていて違和感がないのですが、もちろん現実にはちょっと違う点はいっぱいあります(その場所から、そこへの距離がかなり違うとか)。
そのあたりは是非、いつか現地を訪問してご確認するのも楽しいかと思います。
この映画のオチ(どんでん返し)大好きです! 是非ご覧くださいませ。