わが青春のジャズ喫茶2020年04月22日

大げさなタイトル。。しかし大学生のころは、本当によく行きました。
今はジャズ喫茶、どこにある?あるんでしょうがあまり場所がわからない。
今、私の手元にジャズ批評NO.35ジャズ日本列島なる本があります。昭和55年4月発行。この本をガイドブックに、わざわざ探して訪ねて行ったものです。
なんという暇人!そしてなんという高貴な趣味ではありませんか?
この本にあるお店はほとんどもう存在していないと思います。


私がよく行ったのは下宿先から近い渋谷区でした。百軒店というエリアにたくさんあったんですよ。でも一番よく行ったのは渋谷駅南口にある「メアリージェーン」という店でした。

ネットで検索しますと、「渋谷・桜丘町の老舗ジャズ喫茶「メアリージェーン」が閉店へ 46年の歴史に幕」という記事がありました。その地区の再開発だそうです。記事が2018年の10月ですから今はもう。。。

メアリージェーンはアバンギャルドなお店でフリー系もよくかかってました。暗ーい雰囲気が大好きでした(*'ω'*)
時々、キースジャレットのケルンコンサートがかかってほっとしたりもしましたが。。
ある日そろそろ帰ろうかなと立ち上がりかけた私に、お店の方(ロン毛のお兄さん)がいいレコードが入荷して、次ぎかけるから聞いていってとささやきました。
それではと待ちますとかかったのはセシルテイラー先生のコンキスタドールでした。。。
なかなか。。。


コンキスタドール(Conquistador)
スペイン語で「征服者」を意味するが、特に15世紀から17世紀にかけてのスペインのアメリカ大陸征服者、探検家を指す。